土に非常に惹かれます。

 

三和土(タタキ)、版築、土壁どれも日本の民家に使われていた工法です。

しかし魅力的な土は、雨に弱い。その弱さを日本の民家は、深い庇・表面を漆喰で仕上げる・板を張る・杉皮を張る・竹を張る・・・など地方それぞれの地域に根差した解決方法をとっていたらしい。

 

たしか雨に弱い外壁はだめである。しかし、もっと土を生かした家づくりができないものだろうか。

 

砂場で楽しそうに遊ぶわが子を見ていると、土をいじってみたい気分になるのです。

 

日本の民家も美しいのだけれど・・・アフリカの集落も、すごく美しい。何故だろ。

 

 

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天然水硬性石灰(NHL)

ローマのパンテオンをはじめとする西欧の仕上げには水硬性石灰というものを塗っている。

石灰というものを使っているということまでは、知っていたけど、「水硬性」ということは知らなかった。

簡単に示すと

 

石灰岩を砕いて粉末→水と混ぜて塗って固まる→空気中の二酸化炭素と反応して石灰岩に戻るらしい。さらに日本の消石灰でつくる漆喰と違いつなぎ材(糊剤や繊維材)がなくても石灰岩に戻るため糊剤が不要であるとのこと。

 

日本の建材には、自然素材に見えても実は、強度や耐久力を増すために、ケミカルな材料を添加しているものがすごく多い。そういう点においては、100%自然素材であるにもかかわらず、岩のような硬さを確保できる素材としては、優れていると思う。

 

そして、何より、パンテオンなどの西欧の歴史を背負った素材というだけで、何か重厚な重さがある気がする。

 

高価な材料では、あるけれど、自分で塗ってしまうのであれば、大した金額ではないと思いますがいかがでしょうか?

 

今、世の中にサイディング外壁の住宅が非常にたくさんできているけれど、そのサイディングにこのNHLをみんなが塗り始めたら・・・日本の風景が変わるかも。そんな夢想もよぎりました。

 

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ホタテ貝殻塗料

ホタテ貝殻を使った天然塗料を使って、GW中にお施主様がDIYされました。

この素材は、DIYにはとても良い材料なのでご紹介いたします。

 

天井にクロスを張り直すというDIYは、なかなか難しい。

天井に珪藻土を塗るというDIYは、なかなか難しい。

 

この天然塗料は、既存クロスの上からローラーで塗るだけなのでとっても楽ちんなのです。しかも、自然素材なので、クロスと違ってチープな仕上がりでもありません。

約3万の材料代で約50㎡程度塗れるそうです。\600/㎡(DIYするならば)程度です。クロス張りを業者さんに依頼した場合安いものでも¥1,200~/㎡程度するのであるから・・・

 

とても良いのではないでしょうか。

 

 

右の写真のクロスの上に塗ると、左の写真のような感じに仕上がりました。

 

 

 

(ホタテ貝殻塗料)チャフウォール:

http://www.j-chaff.com/chaffwall/

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羊の木

これがあの「コルク」として使われているものの原料です。

 

コルクというのは、コルク樫という木の皮からできていて、皮をはいでも9年後にはまた同じ木からコルクを取ることができるそうな。・・・知らなかった。

 

そして、ポルトガルで世界の70%近くのコルクを生産しているそうな。

 

コルクを床などに使う事例もよくあるのだけれど、こういう生産する事情を知ると、材料を選択するのにも少し悩みます。

 

これからは、コルクを採用する際は、遠いポルトガルの地で羊のように裸にされた木を、少し想像することにしよう。

コルクの木
コルクの木
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漆喰と珪藻土

漆喰クリームというものがある。これは、以前に私も使った事のある素材です。

 

パテ処理後(吉野石膏のタイガーパテで)「タナクリーム1日仕上」という材料で仕上げます。

 

漆喰のいいところは、その表情と伝統素材であるということだと思います。

 

調湿能力は、珪藻土の方がありますが、建材として使われた歴史が浅いためか、珪藻土の表情はどこか異国の感じがします。

 

日本的空間を望む場合は、私は漆喰の方が合うなあと思います。歴史があるという素材ってだけで、何故か心が落ち着くようにも思います。さらに、その漆喰にスサや黄土を混ぜると、とても柔らかく人を包む壁になるんですよね。

 

ちなみに、材料代は、少しだけ漆喰クリームの方が安いようです。

 

こちらは、漆喰クリームのメーカー↓

http://www.tanacream.com/index.php

こちらは、珪藻土のメーカー↓

http://www.ecoqueen.com/

 

さらに、本物の漆喰は、このメーカーかな?今度調べてみよう。高そうですけどね。↓

http://www.kochi-sekkai.jp/index2.html

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柿渋

柿渋!これは、昔の日本人が使っていた自然塗料です。木や布などに塗ると防腐効果や防水性があるため、昔の人は使っていたようです。

 

わたしも、木に塗る材料として柿渋を塗ったことがあるのですが、なんともいい色になります。時間とともに経年変化し、色合いが味わい深いものになるところがとても好きなのです。

 

塗る時も、要らなくなった布に染み込ませて塗ります。木を優しく雑巾がけするようにすると、ものに精神が宿るかもしれませんよ。(ここは、感情移入が大事)

 

自然素材というのは、現代では、流通していないために逆に高価であったり、化学製品に比べると、耐水性や耐久性といった機能面に劣るため、採用されないことも多い。

 

だけど、柿渋・蜜蝋などといった自然素材はそう高いものでもないので、お勧めしたい素材です。

 

ラワン合板に柿渋を塗った天井は、とってもいい。むらがあって味わい深いんです。

 

以下は、私が購入したことのある柿渋の取扱先です。

 

http://www.mimasu-kakishibu.com/product-detail5.html

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無垢床タイル

無垢床タイル。そんなものがあるらしい。接着剤も釘も使わずに、ただたんに床に置くだけ、パズルのように繋ぐだけである。

 

岡山県の西粟倉村の林業再生のため、杉や檜の間伐材を使用しているみたいだけど、市松模様に敷かれたこの無垢床タイルは、絶妙に和な感じに合いそうである。いい雰囲気ができて、尚かつ日本の森林資源を守ることになるのであるから、これはとてもいい。

 

http://www.nishihour.jp/yukahari/index.html

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