中庭が気持ちよさそうです

アプローチでもあり、中庭でもあり、オープンデッキでもある。そんな気持ちの良さそうな場ができそうです。やさしい光と風が心地よい季節とともに、この場が人々で賑わいますように・・・。

 

天井

今日は、天井について考えていた。

 

天井の役割は、人をやさしく包む表情を与えてくれることだと思う。

 

最も優しい表情を与えてくれると思うのは、木の羽目板。安いラワン羽目板から檜などの高い羽目板までいろいろある。

 

ですが、コストに合わない場合どうしましょう。

 

そんな時、ビニルクロスを選択してしまう場合が多い。しかし、ビニルクロスという素材は、湿度を調節してくれないし、何といっても美しく経年変化してくれない。というかみすぼらしくなる方向へ向かう。

私は、うまく経年変化してくれないものは、採用するには気が進まないのである。

 

そこで、選択にあがってくるのが、ラワンやシナといった薄い合板である。これなら、ビニルクロスとほとんど同じような値段で仕上げることができる。

 

そして、このラワンやシナ材に自然塗料を塗れば、雰囲気を変えることが自在でもある。DIYには、もってこいなのです。

 

右の写真は、羽目板の天井。左の写真はラワンベニヤの天井です。

0 コメント

子供部屋

子供部屋って必要なの?

 

こんな事を考えることも家のプランを考えることでは大切じゃないかなって思います。

 

それは、子供がどう育つかということに大きく影響すると思うからです。ひきこもりなんていう現象が生じている現代の問題も親から隔離された子供部屋によるところが大きいんじゃないでしょうか。

 

家のプランを作る上では、どこに居ても家族の「気配」が感じとれることが大事なんじゃないかなと思います。仮に子供と親の関係がぎくしゃくした場合でも、気配さえ感じていればその関係を修復することは早いと思うからです。

 

nLDKという考え方に縛られる必要はないんです。これは、今までに洗脳されてきたイメージでしかありません。

 

重要なのは、子供との関係をどう作っていくかという事にあります。子供部屋自体に問題があるとか無いとかでなく、何か親と子の間で「約束事を決める」ことが大切なのかもしれません。(ここまで来ると建築をつくる側の領域を超えてますね。)

 

子供部屋をどう扱うか、ここは、親が慎重に考えるべきことなのではないでしょうか?ひょっとすると、リビングやキッチンの事を考えることより重要かもしれません。

0 コメント