趣味性について

画像は、古い化粧ビス。鏡を固定するために使われていたもののようです。このようなビスを使うとよい場合もあるかもしれませんが、過度にやるのは、気持ちのよいものとも限らない。昔、ヨーロッパでロココ趣味と呼ばれる様式が流行したこともあります。

とはいえ、合理的であれば良しでもない。合理的にやること自体が趣味と化すのなら、合理趣味と名付けることもできる。とても難しいですね。常に時代やできるだけ広い視野で物事を捉えるようにすることが大切な気がします。

柳宗光の行ったこと、その書籍を読んでみると少し理解できるかもしれません。

流行りは、いずれ時代遅れのものになる。趣味は悪魔的な魅力と危険をはらんでいる。