今日は、外回り。住宅街を歩いていると、日影というところが圧倒的に少ない。ほんと、やや熱中症ぎみになりながらボーっと、体が自然と向かった先は、神社でした。
「日影って極楽。」そんな心境でした。
この極楽日影が住宅にあったらどんなに良いでしょう。この神社の森ほどは、無理だとしても、大樹があったら、
エアコンなどいらないのかもしれません。
単純極まりないですが・・・森の中に住んでみたいなと思いました。
先日、構造設計事務所へ打ち合わせに行ってきました。入口を入ると、「プシュー」という音とともに霧がでていました。中庭に井戸があり、その井戸からホースが空中にぶら下がっていて、ホースに開けられた小さな穴から霧が発生しているようでした。
聞くと、この事務所には、エアコンが本当に1台もなく、ホースから出ている霧の気化熱で涼をとっているとのこと。その暮らしのスタンスに、省エネ以上の美意識を感じました。
考えてみれば、私が生まれたころなどには、エアコンなどなく、夏は、暑かった。冬は、寒かった。そういう四季が家の中に存在していました。一様に快適な温熱環境は、いかがなものか。そういうことも家をつくる時に考えてもよいように思いました。
以来、私も、エアコンを使うのは、できるだけ控えるようになったかな。
7/24 5:52 次男誕生。