建築は完成した姿だけ、美しくできていたり人目を惹くものであればいいというものではない。
つくるという過程には、助け合う人の思い入れが必ず生まれていく。みんなで助け合いながらつくるという事は、みんなの思い入れが交わりながら、時間や記憶とともに形ができあがっていく。
そして同時に時間とともに人と人の結びつきが強まっていく。
過程が美しければ、できたものは、必ず人の心を打つと思う。
このお店は、過程がとても美しかった。まだまだ未完の状態のまま、ポテンシャルはたくさん残しながら・・・スタートしました。
引渡時は、どこか卒業式な気分になりました。少し涙が出るような。
お店は、エストポルトーネ(東川口)。