街づくりというと、行政がからんだ大きな計画のようなものが、まず最初に思い浮かぶと思います。しかし、そうではない小さな視点もあります。例えば、殺風景な場所に、ひとつ可愛らしいカフェができたりする。そうすると、そこが1つの街の交流地点にもなったりする。

つまり、何か新しく店舗をデザインしてつくるとか、家をつくるという行為は、営利的な目的、私的な目的だけではなく、建築した場所のイメージを変える力があるし、責任もあるように思います。

 

店舗をつくる。家をつくる。という際にも、街をつくっている一部になっているという視点を持てると、すこしずつ街が良い雰囲気を保つこともできると思うし、人と人とが、良い関係を保つ事ができるように思います。

 

それには、まず、街との接点になる建物のファサードやサイン、アプローチ、外構をどうするかよく考察することが必要になってくる。

 

その次に、つくる際に、どうその街の人と関わりをもちながらつくれるかも、良い人との関係をつくる際には重要になってくる。

 

大きな都市計画が街を変えるなんていうことは、人口減少時代には合わない。

小さな街づくりという視点では、誰もが街をつくっているって事に、気づけるかどうか。これがみんなでつくる街づくりの第一歩だと思います。ひとりひとりが小さな町の一部でもあるんです。まずは、そういう視点で。そこから始まるんじゃないかって思います。